2012-01-01から1年間の記事一覧

民族とは何かを理解していない

日本人は、たまたま、他民族との交流が限られた島国で、古来から意図せずに国民国家を形成し、ネーションとエトノスがほぼ重なり合うという特殊な環境にある。日本人イコール日本語を話す日本民族で、日本という国民国家は単一民族国家であるという虚構が、…

創造的エネルギーの源泉

理想化された親イメージの発達は、まず、万能な親と融合したいという願望がかなえられると、次の段階では理想的人物への讃美となる。ぱじめは「うちのパパは世界一」というようなことから、やがてアイドル、天才、英雄、教祖など、家族外の存在への讃美とな…

転職は本当にキャリアアップか

世の中はいままさに不況のまっただなかでリストラの風が吹き荒れている。人企業が何千人、何万人の人員削減計画を毎日のように発表している。ただ、いまのところは、リストラ対象は事務職が中心でSEのようなIT関連の技術職にはまだ被害が及んでいない。…

勝ち組SEをめざせ

わたしの経験した職場には、まさに個性の塊のような人物が何人かいた。それぞれが自分なりの意見や価値観を持っていて、それに固執するので、会議では論争が絶えなかった。だが、それをまとめる上司にあたる人物も輪をかけて個性的な人物だったので、収拾は…

まったく別の付加価値をセールスポイントにする

英語力は、一昔前までは社会人・企業人の大きな武器であった。企業は英語力に長けた人材を高く評価し厚遇した。しかしいまでは、英語力はさはどのアピールポイントにならない。「できて当たり前」と見なされるようになり、企業はプラスーアルフアの能力を求…

SE力は英語力と同じ

わたしは技術偏重主義を徹底的に否定してきた。これはその裏返しなのである。これからのSEは、技術が変化しても価値が変化しない、普遍的な存在でなければ通用しなくなる。そして普遍的な存在であるということは、SEとして優れているのではなく、ビジネ…

集中力について述べたい

これはむしろ能力的価値のひとつではないかと言われるかもしれない。だが、私は付加価値に位置づけたい。なぜなら、集中力は努力によって高めることができないからである。集中力の散漫な人間は、何をどう訓練してもほとんど変わらない。ところが、この集中…